2006年07月28日

夏休みの宿題「読書感想文」に見る科学


いつの時代も(きっと)夢見る男の子の胸を躍らせ、夢を紡いでくれるの「冒険と発明と発見物語」だ。(女の子になったことが無いので、女の子の胸を躍らせ、夢を紡いでくれる物語は知らない。残念ながら。)


僕がこれまでに読んだ中にもそういった胸躍らせる「冒険と発明と発見物語」がいくつか有る。

たとえば以下の本たちだ。


二重らせん

二重らせん


ワトソン・クリックの二重らせん構造(DNAの構造)を発見したワトソン博士の赤裸々な科学者の告白。

ゲノムの時代を切り開いた二重らせん構造の発見物語にはこんな裏話、エピソード、秘話、喜劇、悲劇が有ったのかと驚かせられると同時に何が時代を切り開く原動力になるのかを教えてくれる。






iモード事件

iモード事件


ドコモのiモード立ち上げ物語。(ある超有名な右翼大物の息子がでている場面がおかしい。)

ここでも時代を切り開く人たちの熱気と迫力が伝わってくる。

今でこそ巨大な産業になったiモードも出発は数人のメンバーでこっそりと立ち上げていく姿が面白い。



ほぼ日刊イトイ新聞の本

ほぼ日刊イトイ新聞の本


お金と時間が無いときは智慧を使え、というわけで『ほぼ日』が誕生することになった経緯、とその後の経過報告。

ほとんど糸井重里は、この無料サイトを作るために生まれてきたようなものだ(と僕は思う。)

最近、いろんなところでWeb 2.0とはラボとかやっているけれど、その先取りを『ほぼ日』がやっていたことが分かる。






熱気球イカロス5号

僕の人生設計を台無しにしてくれた本。(その1)



竜馬がゆく(1)

竜馬がゆく(1)


僕の人生設計を台無しにしてくれた本。(その2)




歴史は数人で作られ、数億人で検証していくものなのだろうか? と思うような本の紹介でした。



posted by ホーライ at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月27日

本当は学問好きのあなたに『学問は驚きだ』

ここで紹介する本は、僕自身が読んでいて震えるほど面白かった本だ。

「プロ」というものはどの世界でも凄い。

かつて僕はフラメンコダンスなんて全然興味がなかった時があった。
ところが、偶然、ある日、フラメンコダンスの全日本チャンピオンの踊りを間近で見た。

それはもう圧倒的な迫力と美しさで僕を圧倒した。

また学生時代にオーケストラに所属していたのだが、僕たちの定期演奏会の目玉として、毎回プロのピアニストやバイオリニストを呼んで協奏曲を弾いていた。
そこでも僕は打ちのめされた。

毎年やってくるプロの演奏家は僕たち80人の音量を遥かに凌駕する音を紡ぎだしてくるのだった。


それはもう言葉では言い表せないほどの感動で、それが僕の生きる原動力ともなっていた時があった。


僕は無類の本好きだが、意識的にできるだけ、幅広い範囲で読書するようにしている。(そうしないと世界が狭くなるからね。)


その僕がこれまでに読んでいて、あ!!!!なるほど!そうだったのかーーー!!と唸らせてくれたのが、下の5冊だ。


直接、僕の生活や仕事に密着していない分野ばかりだが、プロは領域や分野を超えて感動を与えてくれる。


アルキメデスが裸で街中を走り回った気持ちがよく分かるよ。



学問は驚きだ。

学問は驚きだ。



新落語的学問のすすめ

新落語的学問のすすめ



ソロモンの指環

ソロモンの指環



10歳からの相対性理論

10歳からの相対性理論



世にも美しい数学入門

世にも美しい数学入門


ラベル:学問
posted by ホーライ at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

歴史のなかの科学コミュニケーション

珍しい本だ。

本書の物語の主役は、科学者や技術者(すなわち、新しい知識の発見者や新しい技法の考案者)ではなく、そうした科学者や技術者の間での知識の伝達・伝播を支援してきた人々である。

つまり、学会の創立や運営、出版、便覧や辞書等の編纂、書誌作成、編集、翻訳といったことにたずさわる人々、図書館員および情報学研究者、科学における用語法・命名法・分類に関与した人々を中心に取り上げる。

なお、その中には、科学的発見や技術の発明において貢献した者も含まれるが、本書では、コミュニケーション過程に関する功績に焦点を当てる。

こういう本って、絶対に日本からは生まれないと思う。

何故なら、情報と水と安全はタダだと思っている民族だから。

まったく稀有な本だ。


歴史のなかの科学コミュニケーション

歴史のなかの科学コミュニケーション




posted by ホーライ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

未来を語る未来、そして時空とは?

前作の「ホーキング 宇宙を語る」は科学書としては異例のベストセラーになった。
それはホーキング自身が述べているように一切の数式(ただ一つを除いて)を使わないで平易に現代宇宙物理学と最先端の世界の成り立ちを説明してくれたからだ。

この「ホーキング 未来を語る」は前作とは違った構成になっている。
一つ一つが独立したパラグラフになっている。
そこがまた読みやすい、丁度良い長さなのだ。(ひょっとしたらホーキングはノーベル「文学」賞を貰えるのではないか?)

で、本書では「時間」にフォーカスして、これまたやさしく解説してくれている。

どの程度、僕がそれを「本当に」理解したかは疑わしいが、それでも何故、この世の中の時間は一方向にしか進まないのか、という物理の大問題が問題であることを理解した。


それにしてもさ、こういう本って、脳が刺激を求めるせいか、ときどき無闇に読みたくなるんだよね。


ホーキング、未来を語る

ホーキング、未来を語る


ホーキング、未来を語る





posted by ホーライ at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

僕たちは「裸のサル」

わたしたちは人類を生物界において至上孤高のものだとみなしている。

しかしそこには一つの重大な認識―人間は霊長類の中で、ただ一種の体毛のない「裸のサル」にすぎないという事実―が抜け落ちている。

本著では動物行動学者デズモンド・モリスが、人は「裸のサル」であるという観点から、人間の諸行動を鋭く観察し、奥深く分析していく。

高度な文明を獲得したと思っていた人間が、いかに動物本能に支配されているかを思いしらされる一作。


裸のサル



【目次】

第1章 起源
第2章 セックス
第3章 育児
第4章 探索
第5章 闘い
第6章 食事
第7章 慰安
第8章 動物たち


僕はてっきり人間はサルよりも毛が3本多いだけかと思ったよ。


posted by ホーライ at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ソロモンの指環」鳥と話せる博士のエッセイ。

刷り込み理論などでノーベル生理学賞を受賞したローレンツ博士のエッセイ。

ムツゴロウ先生みたいな暮らしをしていたんだね。

でも、鳥と話せる人なんて、そうそういないと思うんだけどな。


ソロモンの指環

ソロモンの指環



posted by ホーライ at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月11日

神はいるのか、いないのかー科学が解き明かす12の大疑問

時間とは何か?

未来はすでに決まっている?

宇宙はどのように生まれた?

ビッグバンのその前は?

パラレル・ワールドは存在する?

別次元はある?

月は人間が見ていないときも、そこにあるのだろうか?

神はいるのか?

心とは何だろう?

…科学の話をわかりやすく解説した本を多数書いている物理学者・科学ライターの著者が、古代の哲学者たちが問うてきた疑問を現代の科学がどこまで解き明かしたのかを、量子力学、超ひも理論、カオス理論など最新の科学理論の解説も交えながら語ります。


ビッグ・クエスチョンズ

ビッグ・クエスチョンズ






著者:リチャード・モリス /杉本ユミ
出版社:はまの出版
サイズ:単行本/323p


ニュートン、アインシュタイン、ホーキング、ボルツマン、ファインマン、ホイーラーなどの理論も非常にわかりやすく紹介した本書が、あなたの知的好奇心を刺激します。


【目次】

科学のもとは「哲学」である
「時間」って何ですか?
未来はもう決まっている?
見てないときでも「それ」は存在する?
「存在」って何だろう?
世界がいまとは違った可能性はある?
宇宙の始まりのその前は?
パラレル・ワールドは存在する?
神はいるのか、いないのか?
私たちはなぜ生きている?
人生は遺伝子が決めている?
「心」とは何か?
「真実」とは何か?

posted by ホーライ at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『科学』よりも面白いのは『科学者たち』だ(その2)

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』・・・はっきり言ってそんじょそこらのマンガより面白い。

こんな人生を歩くこともできるんだ、と感心するほどだ。

そんな面白い人生を歩くことはノーベル賞を受賞するぐらい優秀だからできるのか?

いや、逆だ。

自分が興味を持ったことなら何でも(金庫破りでも)熱中し、そして熱中したもの(女性でも)を全て愛したからこそノーベル賞を受賞できるほどの研究ができたのだろう。

今、目の前にあることに時間を忘れて熱中し、自分のものにする。

それがたまたま物理だったり、化学だったり、カジノの賭博だったりしただけだ。

やっぱり『科学』よりも面白いのは『科学者たち』だ。


ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉




ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉



posted by ホーライ at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

そして科学者と言う職業に就いて

科学者という仕事―独創性はどのように生まれるか?

そりゃ、もう、偏屈ですから、はい。

僕も科学者の端くれですから、よく分かります。



科学者という仕事

科学者という仕事

一体、全体、誰がニトログリセリンを舐める気になるんだ?




posted by ホーライ at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『科学』よりも面白いのは『科学者たち』だ

若いときに感銘を受けた本は、あとあとまで心の底に残り、生き方・考え方に影響をあたえつづける。

ぜひ読んでほしい自然科学の本の内容や魅力を、科学者たちが愛着をこめて紹介する。

事実と真実、想像と創造、挫折と栄光。自然自体にも科学者の営みにも、さまざまのドラマがあふれている。

科学はこんなにもおもしろい。

そして、もっと面白いのは科学者たちだ。



【科学者編】

科学者の熱い心

科学者の熱い心






心にしみる天才の逸話20

心にしみる天才の逸話20






ノーベル賞の100年

ノーベル賞の100年






これだけは読んでおきたい科学の10冊

これだけは読んでおきたい科学の10冊




【目次】

1 ワインバーグ『宇宙創成はじめの三分間』

2 ローズ『原子爆弾の誕生』上・下

3 吉田洋一『零の発見』

4 本川達雄『ゾウの時間ネズミの時間』

5 ローレンツ『ソロモンの指環』

6 カーソン『沈黙の春』

7 ワトソン『二重らせん』

8 モリソンほか『POWERS OF TEN』

9 ガモフ『不思議の国のトムキンス』

10 アインシュタイン、インフェルト『物理学はいかに創られたか』上・下






【宇宙編】


ホーキング虚時間の宇宙

ホーキング虚時間の宇宙





ホーキング、宇宙のすべてを語る

ホーキング、宇宙のすべてを語る






【数学編】

天才数学者たちが挑んだ最大の難問

天才数学者たちが挑んだ最大の難問







【生命科学編】

二重らせん

二重らせん






DNA

DNA

DNA (上)

DNA (下)





【天衣無縫編】

ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?

ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?







科学の大発見はなぜ生まれたか

科学の大発見はなぜ生まれたか






【医学編】

難病に取り組み医学を発展させた人たち

難病に取り組み医学を発展させた人たち





行け!科学者たちよ!! 無限なる科学の水平線へ。


『とんでもない科学者たちの愛すべき物語』



『科学者という職業』




◆架空の製薬会社『ホーライ製薬』

◆医薬品ができるまで



posted by ホーライ at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。