2006年06月25日

数学の悪魔に魂を奪われた人類

明日は必ずやって来る―人間は固くそう信じて疑わない。
だからこそ、暦をつくって未来に備えて種をまく。

古くから連綿と繰り返されてきた「無意識的確率行動」である。

一方で、予測へのやみがたい欲求は近代に入って「意識的確率概念」を生み出した。

いまや科学の世界の法則は、数学という非日常的な言語をまとった確率概念があればこそ未来に対して意味をもつ。
だが、日常言語との乖離の結果、「確率論神話」の台頭も避けがたいことだった。
人間の認識能力の限界や悪夢のようなトートロジー(同語反復)…「確率」の意味をいま問い直す。



確率の悪魔

確率の悪魔





「思考実験」とは、実際には実験できないことを頭の中で考えてみること―つまり、空想の世界であれこれ実験する試みです。
頭の中だから、従来の科学の枠にとらわれないで自由に想像力を膨らませることができます。
ただし、それには条件がひとつ。
どんな「思考実験」をおこなう場合にも、厳密な科学法則にのっとって進めなければなりません。


われ思うゆえに思考実験あり

われ思うゆえに思考実験あり




科学の大発見はなぜ生まれたか

科学の大発見はなぜ生まれたか



算数や数学なんて大嫌い!そんな少年ロバートの夢のなかに、夜な夜な、奇妙な老人「数の悪魔」があらわれ、真夜中のレッスンがはじまる。
1や0のマジック。素数の謎。ウサギのつがいの秘密。
累乗と平方根。
パスカルの三角形。
順列・組合わせ。
無限と収束。
旅するセールスマンの問題…。
だいじょうぶ。ここは夢の教室で、先生は数の悪魔。数学なんてこわくない。
先生が魔法のステッキをひとふりすれば、数の法則が目からウロコが落ちるようにわかるのだ。
12夜にわたる二人のゆかいな対話にみちびかれて数の世界を旅すれば、算数や数学が苦手な人も得意な人も、きっと誰もがわくわくするだろう。


数の悪魔

数の悪魔



posted by ホーライ at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

こんな時はこれを読め!『大きく羽ばたきたくなったとき編』

放浪の天才数学者エルデシュ

放浪の天才数学者エルデシュ


もう、宇宙一と言っていいだろう。宇宙一の奇人にして、天才の数学者エルデッシュという実在の数学者の記録だ。

これは、「本屋が選ぶベスト本」に選ばれた「博士の愛した数式」(小川洋子著)のモデルだろう。
子ども好きで、大の数学好き。ただし、それ以外はからっきし駄目。
気が向けば世界中の数学者のドアを朝の4時に叩いて、「きみの頭は営業中か?」と聞く。
すると、もう、ホストは数学の議論にうんざりするか、エルデッシュが飽きるまで、永遠と数学の論議をし、論文を書く。

そんなエルデッシュの情熱がほとばしる活動を読むと、飛び立ちたくなります。

本当にこんな人が実在していたなんで信じられない。(絶対に中学生の数学で教えるべきだ。)

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2006年06月18日

数学、精神、そして世界

数学がこの世界から生まれたのか、はたまた、数学からこの世界が生まれたのか?

この世界は驚くほど、数学的に正確にできている。

心は量子で語れるか

心は量子で語れるか


ゲーデル,エッシャー,バッハ20周年記念版

ゲーデル,エッシャー,バッハ20周年記念版



お話・数学基礎論

お話・数学基礎論




利根川博士と立花隆氏の対談『精神と物質』

利根川博士がノーベル生理医学賞を受賞した翌年に発売された対談集。

この本を読むと、科学者や学者が人生をかけて研究する分野をいかにして選ぶべきかを深く考えさせる。

精神と物質

それにしても、立花隆氏はこの本でも自分の専門分野外の最先端科学を平易に解説してくれている。恐れ入りやの鬼子母神だ。

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2005年12月17日

この問題集で生理学をマスターしよう!

簡潔にして要を得ている問題集だ。

参考書が無くても、この問題集を暗記するだけで、次に続く薬理学をマスターできる。

臨床開発モニターやCRCを目指している人は必携です。


○×問題でマスター生理学

○×問題でマスター生理学



posted by ホーライ at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月19日

『食わず嫌いの哲学』

ときどき、無性に「哲学」をしたくなる。

哲学を学ぶのではなく、哲学することを学ぶ。

思わぬ笑いが無いわけでもない。

哲学でもかじってみない?



図解「哲学」は図で考えると面白い

図解「哲学」は図で考えると面白い




ソフィーの世界(上)

ソフィーの世界(上)


ソフィーの世界(下)

ソフィーの世界(下)



「ソフィーの世界」(DVD)

ソフィーの世界




「別格」

人間は笑う葦である


人間は笑う葦である


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2005年10月31日

10歳からの相対性理論―アインシュタインがひらいた道

僕は正直言って、アインシュタインの一般相対性理論を、この本を読むまで理解していなかった。

しかし、この本を読んで、少なくとも表面的なことは理解できた(つもり)。

例えば「移動している人と止まっている人の時間の進み方が違う」こととか、「重力は空間の歪みである」ことなどを、この本ではとても分かりやすく書いている。

前者の場合は「光の速度」は誰が見ても一定であること前提に電車の中の人と外の人で具体的に説明してくれる。
後者の場合は「エレベーターの中から外を見ていてボールが落ちていくの観察する」という事例で説明してくれる。

数学的に証明されていることを、日常の出来事として説明してくれることにかけては、都筑 卓司(この本の著者)は日本で随一だ。


10歳からの相対性理論―アインシュタインがひらいた道



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2005年10月29日

美しい数式とその物語

「博士の愛した数式」(小川洋子著)が映画化されることを記念して、あわせ技で紹介です。


▼「博士の愛した数式」

事故で記憶力を失った年老いた数学者とパートのお手伝いさん、そしてお手伝いさんの息子、という3人の物語。
第1回本屋さんが薦める本大賞を受賞している。

一体、博士が愛した数式は何だろう?
そしれ、その数式と三人との関係は?

読後感が爽やかで、そしてちょっと切ない物語です。


博士の愛した数式




▼「放浪の天才数学者エルデシュ」

上の「博士が愛した数式」に出てくる年老いた数学者のモデルとなったと思われる実在した数学者の物語。

数学のみを愛した宇宙一奇人のエルデシュおじさん。

僕の頭は営業中だと思います。


放浪の天才数学者エルデシュ





▼「世にも美しい数学入門」

「博士が愛した数式」の著者と「心は孤独な数学者」の著者との対談集。

何故、美しい数式は、それだけで「正しい」と思われるのだろうか?

それは、この宇宙がそのように形造られているからでしょう。


世にも美しい数学入門

posted by ホーライ at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月18日

神がかり的な天才ラマヌジャン

地球上には驚くべき天才がいたもので、数学でも他の学問に比べて、早熟な天才が多い。

神がかり的な天才ラマヌジャンの話は、文句無しに面白い。
  ↓
心は孤独な数学者

心は孤独な数学者


ところで、先日、新聞で読んだのだが「閉じた線はその線の内部と外部を分けている」という証明をコンピューターを使ってやったと出ていたが、これって、証明することなの? というのが、僕の感想です。


ホーライワールドは閉じた世界? 開いた世界?

posted by ホーライ at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月06日

コンタクト(理解し合えるだろうか?)

地球外知的生命を探していた故カール・セーガン博士が描いたSFファンタジー。

女性科学者が主人公。

地球外知的生命体に送る手紙はどのようにして書かれているかなど、虚実を織り交ぜて書かれており、楽しめる。

しかし、地球人同士が殺し合いをしているが、地球外生命体と僕たちは理解し合えるのだろうか?




コンタクト〈上巻〉





コンタクト〈下巻〉


ラストシーンのどんでん返しは、本業作家も顔負けだ。

カール・セーガン博士のような科学者も貴重な存在だ。

posted by ホーライ at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 12歳からの科学者必読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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